Music : valows
Liric : Shingo Maeda (birds melt sky)
冬の月は はっきりと
夜を包み 影が 伸びる
気付かぬうちに そっと灯りがともる
形を変える その過程が
この街を染めてゆく
きっとこのまま 毒気にやられた
僕らは 帰れない
さあ 今宵は 欲望と云う名の
快楽の海で溺れてしまおう
散々喰らった理不尽な言い訳の言い訳を
とことん全て無くなるまで飲み干してしまおう
息を飲むほどに
その綺麗な
夜の底で
灯りを肴に この帳は重なる
深く深く染み込んだ その心の 隙間に
今にも溶け込んでしまいそうな君の
残像と芳香がずっとずっと残る
少しだけおかしく なっていった僕らは
薄着のままで外へ飛び出していった
吹雪いた ように荒れた風のなかでふっと
振り向いた 君がとても輝いて見えた
息を飲むほどに
その綺麗な
夜の底で
光が飛び跳ねるように
踊る君をみている
輝き舞う 魚のように
夜の街を うねってく
どこまでも
どこまでも
どこまでも
遠くへ
輝きながら
泳いでゆく
絶え間ない 声が聞こえてくる
快楽の坩堝に溺れながら
まだ 夢の先まで行ける
今宵はもう渦に飲まれよう
乾いた空気に身体をまかせ
イカれた僕らは踊り続ける
その姿を目に焼き付け
重ねる光 追い求める
そう止まることなく
イカれた僕らは踊り続ける
光が飛び跳ねるように
踊る君をみている
輝き舞う 魚のように
夜の街を うねってく
息を飲むほどに
その綺麗な
夜の底で